親知らず抜くために入院した

歯科矯正治療中に親知らずが、よりによって前に向かって生えてきて、危うく矯正が無駄になるところだったので親知らず3本を抜くことになりました。
今はかなり麻酔用の針も細くなっているし、麻酔前に歯茎に麻酔液を塗ったり空気をシュッとしながら針を指したりするのでそれほど痛みはありませんが、当時の麻酔はとても痛くて痛くて、しかも抜歯だから何ヶ所にも打つし、奥にもグイグイ打つのです。歯科矯正のために既に4本の健康な歯を抜いていたわたしは戦慄しました。またあの痛みを味わうのかと。その恐怖の表情を読み取ったのか、担当医は笑顔で「今の歯科診療はサービス業なんですよ」みたいな話を始め、要は苦痛と治療期間を最低限にするために入院で抜歯が可能であると説明されました。
紹介された総合病院の口腔外科で診察し、入院手術のための検査などで病室と検査室を往復していると、病室に戻る度におばあちゃんに「もう歯抜いてきたの?」といちいち聞かれました。3回目くらいでうんざりしてきて、具合悪いフリして寝ましたが、お年寄りには「抜歯で入院」という概念がなかったのでしょう。抜歯以外にも歯科医院では治療が困難で入院する事もあるし、嘔吐反射が酷すぎて口に何も入れられないために入院で歯科治療というのもあるのですが。
無事治療は終わり、キュウリの硬さに涙したり、お粥に付属のアンコ(デザート?)を混ぜたためにひと口も食べられない事態になったりとありましたが、入院でいっぺんに抜歯できて良かったと思います。⇒ツアーナース